「駅から5分」3巻/くらもちふさこ

駅から5分 3 (クイーンズコミックス)

駅から5分 3 (クイーンズコミックス)

今日はいろいろついてなかったので、とりあえずこれだけでもと思って買ってきて読んだ。
このシリーズ特有の、現代風なんだけどちょっとずれてる感じはあるものの、お話の構成とか相変わらずのくらもちふさこ節で、よかった。
今回はいちばん印象に残ったのは14話の、お祭りに行って、財布がないことに気づいたお母さんが記憶を遡るお話。記憶を遡りながら、お母さんの一日の様子がだんだんと繋がって、あー、と思う瞬間(p84からp85)を通り過ぎたと思ったところで、ちゃんと受け止められる(p92、p93)感触がいい。
ほんとねー、私はこう、よかれと思ってはりきっちゃう場面とかに弱いんだなと思う。1890円て値段見ただけで泣ける。自分でもよくわかんないツボに入った。