「めだかボックス」1巻/原作:西尾維新 漫画:暁月あきら

原作が西尾維新ということで、「化物語」的なものを期待して買ってみたのですが、とても面白かったです。西尾維新の小説は「化物語」しか読んだことないんだけど、それでも十分に、ぽいなーって思ってしまう。話が似てるわけじゃないんだけど。

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

めだかボックス」は、完璧超人黒神めだかが1年生にして支持率98%で生徒会長に就任するところからはじまります。そして、この黒神めだかをサポートする幼なじみ、人吉善吉が主人公。おひとよしなのはあららぎ君ぽい。
「24時間365日 私は誰からの相談でも受け付ける!!」というめだかの宣言から設置された目安箱がたぶん「めだかボックス」で、そこに寄せられた問題を(主に)2人が解決していくお話。基本的に、毎回ハッピーエンドなコメディです。
善吉がめだかを評して「上から目線性善説」って言う場面があるんだけど、その上から目線性善説がちゃんとめだかの魅力として活きてるのがいい。こういうキャラクターって他になんかあるかなー。化でいえばひたぎと駿河を足して割った感じ。もちろん、その他のキャラクターもそれぞれ魅力的で、やりとり読んでるだけで楽しいです。
1巻の最後の方では生徒会に新しいメンバーも加わったので、次巻からがまた楽しみ。