石積み

あともうちょい! って掛け声かけてる人の群れがゴールの向こう側に見えてびびって逆走したい気分、といえば、中学生の頃、二重飛びができなくて(なわとびの話です)、学年で最後の1人になって、体育館の中央で皆に「いーち、にーい」とか声かけられながら二重飛びの試験やった時のことを思い出します。いざ合格ラインの10回にたどり着いたとこで拍手とかしてもらって、嬉しいんだけど、なんだかいたたまれない気分になってしまったのは、たぶんいろんなこともうちょっとうまく やりたいのが理想だったから。
あれからずいぶん経って、もうじゅうぶん大人なのに、未だに自分の要領の悪さに愕然としていたたまれなくなることもありますが、困ったときは、とにかく目の前にあることを正確に…、とか思いながら石を積んでいます。あともうちょい…!