21世紀

明日から21世紀とか信じられないよねー、なんて話をしてたのがついこの間のことみたいで、いまだに21世紀って言葉には未来を感じてしまうのだけど、その21世紀もすでに10年が経ってしまったようです。おい。
20世紀末(と書くとちょっと大げさだけど)は個人的にすごく大事な期間で、そこで自分はこれをやっていくんだな、ということを決めた時期だった。それが脱線に脱線を重ねていまここ、だなあということを大晦日の夜、肌に薄氷がまとわりつくような寒さの中、外を歩きながら考えたりした。
でも、部屋の掃除をしながら、その頃に作っていたものを見返していると、やれるだけのことをやったと思える時間というのは、いつまでたっても心強いものだなと思う。
説明のつかないことでも、自分の大事だと思うことを信じるのは、自分だけで成り立てるところがいい。もちろん、それが届けばいいなという欲はあるのだけど、それはきっといつまでも途中で、だからいつでも続けられる、などということを考えた年末年始でした。

ちょうど今読んでる本に「重要なのは、『本当のこと』じゃなくて『肝心なこと』」って書いてあって、いいなと思ったところ。