- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 茜新社
- 発売日: 2010/01/28
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BLなんだろうけど、描きかたはとても少女漫画だなと思いました。
全体的にすごく好きな話だったんだけど、特に冬の巻から春の巻にかけてが、何ていったらいいかわからないんだけど、すごく、いいなあと思った。
大丈夫ってきいたら、相手は大丈夫ってこたえちゃうんだ、って気づいて、大丈夫って言えなくなるんだけど、その後のやり取りが、どちら側から見ても報われた感じで、読んでるこちら側としてはまぶしくて粉々になって散りそう。
そのときいちばん大事なものが、相手から与えられるような瞬間って、あらためて特別なことだよなと思う。とてもよかったです。
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ところで、あくまでもイメージなんだけど、70年代よりは現実味があって、80年代のそれよりは切実で、それ以降の自己責任や諦念にはあまりとらわれてないジャンル…ていうのがBLの一部にあるような気がしてる。ずっとくりかえしてきて、いまの出口がそこになってるような感じ。うまくいえないのでまた考えます。