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 けいおん!!/「せーの!」の空気

けいおん!!」が面白いです。
1期も楽しみに見てたものの、主に楽しみにしてたのはライブシーンで、2期が始まる前も、新曲楽しみだな〜くらいに思っていた。
でもなんか、2期はもう、毎回がとても楽しい。なんかこう、見てるとしだいに顔がほころんでしまうんだけど、この気持ちをなんにたとえよう…って考えてみると、ちょっと難しいです。
萌え、みたいなものじゃないんですよね。や、ほんとに。ほんとですよ? って言い訳するとうそ臭くなるけど、自分にとっての「けいおん!!」は、キャラが好きってのとは違うんだよな…。まあ、強いて言うならムギが好きなんですけど、これは2期になっていちばん変わったのがムギだからなんだと思う。や、ほんとに…!

けいおん2期の楽しさはまず、そうやってムギが変わったって思えるような、キャラクターと、その関係が少しずつ進んでいく様子がとても丁寧に描かれていることにあると思う。続けて見てると思い入れがうまれる、ってことだけじゃなく、そこにある空気の描き方がとてもうまい。
例えば、「お留守番!」という、メインのキャラクターがほとんどでてこない後輩中心の回があったんだけど、皆でお泊まり会して、次の日どこいこうかって話で盛り上がってたのに起きたら雨で、なんとなーくつまんない感じになって、でもどうにか盛り上げたいって気持ちのキャラクターと、そういう「空気」を気にしないキャラクターとがいて、ってときのはらはらする感じとか。
そういう感覚って、ひと言であらわせるものではなく、物語の中じゃないと描けないことだと思う。
そして、そういった瞬間の乗り越え方が、どれも「ありそう」なのがいい。基本的に平和なお話って安心感はあるんだけど、だからといってファンタジーにしてしまわないように、すごく気を使って作られてる気がする。
1期のライブシーン*1にあった、あの目配せして「せーの!」って呼吸を合わせる瞬間が、日常の中にも広がってるのが2期のような気がします。
2期で特にクローズアップされてるのは、後輩である梓と先輩4人の関係なんだけど、特に台詞で説明したりはないのに、梓が唯の世話をやく理由とかがなんとなーくわかる気がしてくる。
第9話、「期末試験!」を見ていて、「あずまんが大王」の、最後のちよちゃんの台詞を、最後に梓が言えるならいいなあとか、思いました。
いやまだ最終回じゃないけどね!