最近読んだ漫画

ちはやふる」9巻/末次由紀

ちはやふる(9) (BE LOVE KC)

ちはやふる(9) (BE LOVE KC)

かるた部に新入生が入る、転機の巻。新人はこれまでに出てこなかったタイプのキャラクターで、面白くなりそうです。特に男の子の方。こういう自信たっぷりでちゃんと強いキャラが好き、なのは「あひるの空」の太郎が好きなのとちょっとにてるかも、ってまだわからないですけどね。ともかく、作者はこうやって、定期的に新鮮味を足してくのがうまいなあと思った。
それから、そうなったらいいなあって思ってた、かなちゃんの夢が言葉になったのが嬉しかったです。

坂道のアポロン」6巻/小玉ユキ

坂道のアポロン (6) (フラワーコミックス)

坂道のアポロン (6) (フラワーコミックス)

こちらもまた、そうなったらなーって展開が動きだして嬉しい巻。
坂道のアポロン」は音がない漫画なのに、セッションのシーンが見せ場になっているのがいいなーと思います。そういえば音楽漫画ってあんまり読んだことないな(ぱっと思いつくのは「BECK」なんだけど読んだことない)。
同時収録の短編「夜警」は映画「マネキン」を思い出しました。ずっと前、下北沢にいついっても「マネキン」流してる喫茶店があったなー。

「7人のシェイクスピア」1巻/ハロルド作石

7人のシェイクスピア 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

7人のシェイクスピア 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

貸してもらって読みました。上にも書いたけど、ハロルド作石さんの漫画って今までちゃんと読んだことがなかった。
この「7人のシェイクスピア」は1巻の段階ではまだどんな話になるのかさっぱりわからず、7人というのが何を意味するのかもわかりません。
1巻の中心となる人物は、イギリスのチャイナタウンに住む、不思議な力を持ったリーという少女。彼女がチャイナタウンを出て行くことになるまでの展開で、思わずシェイクスピアのことを忘れていたりもしたけれど、彼女が今後どのように「シェイクスピア」と関わっていくのか、楽しみです。