ソロアルバム「ばかのうた」の発売記念ライブに行って来ました。
星野さんのソロライブに行くのは風呂ロック(id:ichinics:20100204:p1)に続いて2回目なのだけど、今回はバンド編成(伊賀航(B)、伊藤大地(D)、野村卓史(key))で聴けたのがうれしかった。
星野さんの声は、のびやかで耳にやさしい。作る音楽によく馴染んでいるところがいいなあと思います。聴いていてとても落ち着く。それから、どの曲もちょっと物語みたいなところが楽しいです。「兄弟」とか特にそう思う。
先日、古本屋さんに入ったらちょうどアルバム「ばかのうた」で一番好きな「茶碗」という曲がかかっていたことがあって、そのときもこのアルバムは本に似合うと思ったのだった。それはもしかしたら、言葉の乗せ方がちょっと童謡っぽいからなのかなとか思う。組み木の床、廊下の突き当たりの図書室、音楽室から聞こえてくるチューニングの音、とか、いま完全に「ありがとうさようなら」が浮かんでますがともかく。
ライブはまだやりなれてない感じがする曲もあったものの、とても丁寧な演奏だったなーと思います。「穴を掘る」はさすがにこなれているというか、伊藤さんのドラムががぜん元気になったように感じて楽しかった。
混雑していたのでちょっと疲れたけど、とても楽しい気分で帰宅しました。また行きたいな。
- アーティスト: 星野源
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: CD
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