Metallica@20100925さいたまスーパーアリーナ

メタリカを初めて聴いたのは、2006年のサマソニでした。なんとなく「ちょっとメタリカ見てみる」って友だちと別れて1人でマリンスタジアムまで行って、あのライブを見たときの、なんだこのかっこいいバンド…! って興奮は今もよく覚えている。
そのときはまだ1曲も知らなかったんだけど、大音量と手数の多いドラムと変拍子って私の好きなものだらけで構成されてて、で、ギターの音がまたすごくかっこよかった。それまでメタルってギターソロが長そうだから好きじゃないかも…とか(聴いたこともないくせに)思ってたんだけど、メタリカは曲の最初っから最後までかっこいいと思ったし、むしろ自分がライブで見たいと思うバンドの理想みたいだった。

それからずっと、またライブに行きたいと思っていたのがやっとかないました。
とてもかっこよかった。聴きたいと思ってた曲はだいたい聴けたし、わりといい席でステージがよく見えたのも嬉しかった。
一番見たかったラーズさんのドラムはきっちりしてるというよりは勢いなのに、全力で叩いたシンバルを、ブレイクで素早くマメに止める仕草が印象的、というか大画面でそのシーンがよく映されていた気がした。あとギターの音がいいなあと思った。パキッとしててきれい。ソロのあとにどーんとくる展開が楽しみでわくわくする。録音と比べるとあまりにも速くて笑っちゃった曲もあったけど、周りのお客さん(メキシコの人の集団に囲まれていた(ギターソロまで歌ってた))と一緒になって大騒ぎできたのも楽しかった。
やっぱり一番うわーいってなったのは「One」から「Master Of Puppets」の流れでしたけども、とにかく私はメタリカ大好きだな…! と思ったし、またライブあったらなんとしても行きたい。
アンコールで「simple three words」っていってあれやるのはお決まりのパターンらしいけど、それも嬉しかったです。なんていったって初めて単独見るんだもんね。

というわけで大満足のライブだったんだけど、でもなんか、帰り道はちょっとさびしい気持ちにもなった。それは楽しみにしてたことが終わっちゃったからとか、どうしようもないことなんだけど、とにかく、また見れたらいいのになーと思いながら帰った。