「スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」


主人公のスコット・ピルグリム君が一目惚れした女の子の邪悪な元カレ軍団と戦うお話。
見所はファミコンゲーム風の(ストリートファイターとかマリオとかいろいろ混ざってる感じの)戦闘シーン。改めて、対戦相手を倒すとコインになって散らばるという表現は気持ちいいなーと思った。他にもキスしてハートが散らばったりとか、効果音が文字で表現されたりとか、画面を見てて楽しい映画でした。
主人公は、何考えてるのかよくわらないけどなぜかモテていて、強くはなさそうなのに、いざ邪悪な元カレにおそわれるとわりと強い…というところは日本のアニメっぽい設定だな…と思った。主人公補正がきてるかんじ。あとスコットピルグリムはバンドやってるんだけど、バンド対決をするシーンで、その迫力とか音圧とかを動物で表現する感じもアニメっぽかったです。
そして、そんな風に、アニメや漫画の表現を実写でやると、それだけである程度のこまかい説明はどうでもよくなるところがあるのかもしれないな、と思いました。

見終わった後、スコット・ピルグリムにいろいろとアドバイスしてくれる友人がよかった、と言ったら、マコーレー・カルキンの弟だって教えてもらって驚いた。考えてみたら同じ顔だった。