どこでもドアの向こう側

どこでもドアが恐ろしいというまとめが面白かったです。

あれは体そのものがワープしてるわけじゃなくてドアをくぐるとき
記憶から何から全てデータを取り出現場所に再構成している仕組みらしい
http://chaos2ch.com/archives/3014201.html

自分の中で「どこでもドア」は、ドラえもんの道具の中でもあったらいいなと思う道具ナンバーワンなんだけど、空間に穴を開けるみたいなイメージだったので、その発想はなかったなーと思った。
仮にどこでもドアがこのようなものだったとして、とりあえず、なんか問題あるかなーと考えてみる。
自分が使う分には、問題ないような気がする。
もしも故障したらと思うと恐いけれど、あちら側の視点に引き継がれた時点で、こちら側の自分がオフになるのなら、特に恐いとは思わないような、気がする。
考えてみれば、どこでもドアをくぐってあちら側にいった自分の残骸みたいなものは、じつはあちこちに残っているのかもしれない。例えば、その残骸に触れるたびに、すっかり忘れていたことを突然思い出したりする、とか。その残骸と自分が繋がっている証拠はどこにもないけれど、ただ思い出すことで、今にやって来るんじゃないかなと思う。

ただ、身近な人がどこでもドアをくぐるとき、上に引用した設定を知っていたら、自分は止めたくなるような気もしていて、
それは、自分に関しては連続していることを(実際は連続していないとしても)感じることができるけれど、他人の連続についてはわからないから、のような気がするけれど、それはどこでもドアがあってもなくても同じなはずで、じゃあ私たちはどうやって昨日のあの人を今日のこの人とつなげているのか、それは「記憶」だけじゃないはず、というのが「あなたのための物語」に書いてあったような気がしているんだけど、まだいまいちピンときていません。
どこでもドアあったらいいな。