God's in his heaven, all's right with the world

土曜日、友だちの結婚式があった。
高校卒業後から、暇さえあれば3人でファミレスに集うようになったうちの1人で、自分にとっては家族に近いような友人だ。卒業後はそれぞれ通っている学校も違うし、趣味も合わないし、よく喧嘩もしたけれどそれだけ気楽だった。
ただ、あんなふうに気楽に集まれるっていう環境が、いつか終わるってことをいまいち想像したことがなかったのは、気楽すぎたなとも思う。

ファミレス組のもう1人と披露宴でスピーチをすることになり、久しぶりに2人出会ってあれこれ考えていたのだけど、
初めて隣の席になったときに、「わたしインド人の似顔絵得意なの」っていきなりノートに落書きをしてきたとか、
ドライブ中、つい助手席でうたた寝してしまって起きたら、大声で歌を歌いながら眠気と戦いつつ運転してたのがかわいかったとか、
冗談を真に受けすぎるから心配とか、
買い物途中にちょっと試着してくるって言ったまま一時間くらい帰ってこなくて心配していたら、なぜかキャッチにつかまってたときあったけど、普通ああいう時は友だち待たせてるんでとか言うよねー、とか、
高校時代、早く登校して勉強してたのがえらかったとか、
でもあれひと月も続いてなかったよとか、
ヨーグルトジャーマニースペシャルありがとうございましたとか。
思い出すことぜんぶ、些細でくだらなくって、2人で大笑いしながら、ここにあの子もいればいいのにねみたいな感じになった。

いつか3人とも年寄りになったくらいに、温泉旅行でも行ってまた思い出話ができたらいいねえ、と言ったら、
それは老後でなくてもできるじゃんということで次の帰国時に行くかという話になりました。
海外に越してしまうのでちょっとさびしいけど、今はスカイプやらいろいろあるので、また新しい形の「いつも」ができればいいなと思う。
旦那さんのこともずっと前から知っていて、大好きなのでほんとうに嬉しい。などということを外国語まじりでがんばって話しました。
いい日だった。