- 作者: ヤマシタトモコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/03/23
- メディア: コミック
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自分抜きで盛り上がるメンバーを見て、夏が「もっと注目されたい!」って思ってしまうのは、それって単に寂しいってことなんじゃないのかなーと思ったし、性格が悪い…ってほどかなあと思ってしまったんだけど、こういう微妙な感覚を言葉にする漫画っていままであんまり見たことがない気がして新鮮でした。
ただちょっと、何かを言いよどむ人物が多くなってきちゃって読みづらいかなという気もする。
特に秦くんのシーンについてはもう相手にとってはトラウマなので、この後に及んで察してとかは無理だよなーと思いながら読みました。貶されたこと、貶されたと感じたことを手放せるかどうかってすごく人のその後の人生に影響を及ぼすような気がするんだけど、たいていがそれを言った相手にとっては、大した思い入れもない「もののはずみ」だったりするのが切ないですよね。そのあたりについてはまた考えてみたい。
ラスト、いよいよな展開があったので続きが楽しみです。