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 「ted」

監督:セス・マクファーレン

面白かった。日本でたとえると、道具は出さないドラえもんのび太が、共におっさんまで育ち、のび太には彼女もできました…というお話。かな? ドラえもんを夢に見たことがあるかつての子どもにとってはある程度なじみやすいお話なんじゃないかなと思います。たぶん。
予告でもわかるとおり大変下品だし悪口大好きだし朝っぱらから薬だしおっさんになったテッドとジョンはしょうもない子どもなんだけど、この人たち(人とぬいぐるみだけど)大丈夫なのかな…という不安感は、下ネタにも対応可能なしずかちゃんことロリーがいることでだいぶ中和されていました。ただ、彼女もそうそうすべてを許せるわけもなく、結果私とテッドどっちが大事なの?と詰め寄られることになるのも自業自得というか、むしろロリー様は寛大だとすら思えたな…。
というわけで若干ロリーに肩入れしつつ見ていたのですが、やがてテッドといたら大人になれない/でもそれは果たしてテッドのせいなのか? という問題に気づくところの大げんかは名場面だったし、やっぱ友達なんだなあ…と憧れてしまうところもありました。

彼らが育ってきた文化(アメリカのテレビ番組、映画等)にはあんまり詳しくないのでよくわからないネタもあったけど、ちょっとした言い回しについては日本文化に置き換えた字幕になっていたりもして気が利いてるなと思いました。何よりも、ティディベアであるところのテッドが本当に良く動いてるのがよかった。動くししゃべるんだけど、そういうものだって思って見れました。

最後は、もしかしたら「魔女の宅急便」でいうところのジジみたいになっちゃうんじゃないのと思ってたのでそうならなくてよかったです。
ひどいなー!とかいいつつ大笑いもできる映画でよかった。あんまり解決してない問題もある気がするけど、テッドを中心にみればこのエンディングでよかったなと思います。