最近読んだ漫画4冊

「誰がそれを」/田中相

誰がそれを -田中相短篇集- (KCx)

誰がそれを -田中相短篇集- (KCx)

田中相さんの2冊目の短編集。やっぱり私は田中相さんの絵がすごく好きだなーいいなーと思いながら読みました。とくに1話めとその後日談がよかったです。私はどちらかというと長編漫画よりも短編を好んで読むのですが、田中相さんの場合は、もう少し長く読みたい、って思う作品が多いようなきがする。だからもっと連作を描いて欲しいなと思うし、りんごの子*1の続きも楽しみです。この本もカバー裏のおまけとか充実しててすごく嬉しかった。

「デストロ246」1巻/高橋慶太郎

デストロ246 1 (サンデーGXコミックス)

デストロ246 1 (サンデーGXコミックス)

「オーディナリー± 」*2の続編(?)。女子高生暗殺者がたくさんでてきて作者も描いてて楽しそうなのがいいなと思いました。コンビものが好きなので、「オーディナリー± 」よりはこっちの2人を主人公で続けて欲しいなーと思ってます。続き楽しみだしアニメ化して欲しい。

「クシュラル」/えすとえむ

クシュラル (Feelコミックス オンブルー)

クシュラル (Feelコミックス オンブルー)

えすとえむさんのトルコを舞台にした短編集。たとえばオノナツメさんのイタリアものや、森薫さんのメイドものなど、好きなものに対する情熱が溢れてできあがったような、自分の中のシリーズをもってる作家さんって何人かいらっしゃると思いますが、えすとえむさんはケンタウロスなのかと思ってたのですがトルコというのもあるのかー、などと思いながら読みました。シリアスなお話もとても魅力的に描かれる方だと思いますが、コメディタッチなのも楽しいのでまた書いて欲しいなあと思っています。

「花もて語れ」第6巻/片山ユキヲ

花もて語れ 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

花もて語れ 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

主人公ハナと、ハナによって朗読の魅力を知り、社会復帰をした満里子の間がギクシャクしはじめる第6巻。どっちが先に好きになったとか身を引くとか、なんか読んでてすごーくやきもきします。そういった要素もいれつつちゃんと本筋は朗読にあるのがほんとスポーツ漫画みたいだな。