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 眠い

日記

こめかみの辺りから1本の白い糸がでていてる。手で触れ、少し引いてみると、なんだか少しくすぐったいような、しびれるような感覚がある。蜘蛛の糸のように軽く、テグスのような強度がある。思い切ってどんどんたぐり寄せる。いくら引いても終わりが無いそれは足元にどんどんたまっていき、茹ですぎた素麺のように弾力のある塊となって私の体を固定していく。まだまだ終わらないので腰掛ける。足元があたたかくなってくる。いつからこうしていたのか、いつまでこうしているのか、境目の無いような心持ちで宙にもたれていると、次第に目は体からはなれ、白い糸に埋もれてすっかり熟睡している自分の姿が見える。眠い。