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 健康診断

日記

朝テレビをつけると「秋ですね、健康診断の季節です」と言っていた。秋が健康診断の季節だというのは知らなかったけれど、そういえば会社の健康診断は毎年このくらいの時期にある気がするし、そもそも私はちょうど昨日、健康診断にいってきたばかりなのだった。そして健康診断に行くと、私はいつも少し落ち込む。
テレビでは、ここではリゾートに滞在しながら人間ドッグを受けられるんですよ〜なんて解説をしている。裸で受ける検査も多いため、室内温度は適温に調整してるとかアロマがどうとかリピーターが多いとか。そんなリゾートとは比べ物にならないけれど、昨日行ったクリニックだってとてもきれいで、働いているスタッフの方も概ね感じがいい。待ち時間は長めだけれど、本を読めるので気にならない。
では何が私を落ち込ませるのか。フロア、番号を呼ぶ声、薄緑色の検査着。ひとつひとつ思い返して、あー落ち込むのは検査着が理由かもなと思った。
健康診断を受ける際には、まず検査着に着替えることを求められる。そしてこの検査着を身につけるのには、下着をとらないといけないんですよね…!(下はつけててOKです)
昨日行った病院の検査着は、着物みたいに前であわせて紐で結ぶタイプのシャツなんですけども、それを羽織るときの圧倒的心もとなさ。生まれてしばらくはブラなんてつけてなかったはずなのに、いつからこんなに飼いならされてしまったのか。ともかく、シャツ一枚の検査着で大勢の人がいる待合室に出て行くのは、まるで丸腰で戦場に乗り込むような気分です。防御力が足りない。
そこにいる人みんなシャツの下裸なのでお互い様といえばそうなのですが、女性フロアはみんなどことなく心もとない表情で人と目を合わせないようにそっと番号を呼ばれるのを待っている。
それは恥ずかしいとも少し違うんですよね。なんかほどけそうでほどけない、でも必要なときにはほどける…といういまいち信用しきれない検査着を身につけているということに、なんか間抜けさを感じて、ちょっと落ち込むのかもしれません。
もちろんそれが検査を受けるのに適した衣服であることはわかるし、仕事柄、健康診断の大切さは重々理解しているつもりなんですけどやっぱりあのまな板の上の鯉感にはすこしぐったりしてしまいます。
そんなわけで、来年の健康診断までには、もうちょっと健康診断を楽しめる方法を思いついておきたいけど、今のところ何も思いつかない。