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BABYMETAL@東京ドーム20160919

3連休に友人と旅行に行ってきました。
その旅行もとても楽しかったんだけどそれはまた改めて書くとして、その旅行中に「19日(東京に帰る日)の夜のBABYMETALのライブのチケットが1枚余っていて」ときいて、思わず「誰も見つからなかったら行きたい!」と言って、連れていってもらいました。東京ドーム。
完全に予習不足な状態で、初めて見るのがワールドツアーの最終公演、って気後れする部分もあったのだけど、結局、完全に圧倒されてしまいました。すごい。しばらくそれしか言えなかった。

私がメタルに興味を持ったのは2006年のサマソニメタリカを見たのがきっかけでした。長らくCD屋で働いてたくせに聴いたことなかったの? と当時の同僚にあきれられたりもしたけれど、ほんとにそれが初聴きくらいで、その猛烈なかっこよさに、なんとなく近寄らずにいたジャンルへの扉が開いたような気持ちになったのをよく覚えています。
その後、LOUD PARKに誘ってもらったり、一人でメタリカの来日に行ったり、メタル関連のドキュメンタリー映画を見に行ったりしていたのですが、まあ色々あってアイドルにはまり、そちらが忙しくなってあまり掘り下げられずにいたわけです。

ベビメタを知ったのはたぶん2011年頃、さくら学院に「重音部」が発足し、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が演奏され始めた頃のことだったと思う。
アイドルとメタルの組み合わせはとても新鮮で魅力的に感じたし、メンバーもかわいくて興味を惹かれたのだけど、でも当時はほんと色々手一杯でネットで動画を見るくらいしかしていなかった。

その後、LOUD PARKへの出演がアナウンスされてからの諸々やそれを成功させ、海外へと進出していく様子はネットなどで目に入っていて、いつかライブを見てみたい、なんてぼんやり思っているうちに、あっという間に簡単にチケットが手に入るような存在ではなくなってしまった、という印象でした。そのかけあがり方は、少しPerfumeを見ていたときににていると思う。

前置きが長くなったけれど、つまり何が言いたいかというと、メタル(特にスラッシュメタル)に興味があり、女性アイドルが好きな自分にとって、BABYMETALは好きなものと好きなものの融合であって、それはやっぱり最高だった、ということです。

とにかく1曲目で盛り上がりが最高潮に達するパフォーマンスの完成度に驚く。
噂にはきいていたけれど、神バンドの演奏はひたすらかっこよくて、3人はめちゃくちゃかわいい。
というかアイドルとしてこの3人ってすばらしいバランスですよね!?
センターの長女がポニーテールでサイドの2人はツインテールっていうのもいいし、身長のバランスも完璧。SU-METALの「かっこよさ」とYUIMETAL&MOAMETLの「かわいさ」の対比もぐっとくる。
3人とも踊りまくるのに声は力強く、ダンスはキレッキレ…。指先、足先まで揃っているのに個性がある。
「ありがたい」という言葉そのものの意味で、このパフォーマンスを見れていることのかけがえのなさに胸がいっぱいになりました。

アイドルのジレンマとして、芸を磨いていくことが必ずしも人気があがることに繋がるわけではない、ということがあると思いますが、この3人については既にアイドルの領域で競うというよりも、三位一体のアーティストなのだなと思います。
これは本当に、プロデューサーの手腕と、楽曲と演奏のクオリティと、それにパフォーマンスで応えることができる3人がうまく噛み合った奇跡的なことなのだと感じました。
だからこそこの3人のモチベーションはどのようなことなのかということは気になったりもしました。

中盤にあった、SU-METALのソロも素晴らしかった。
昔見た映画*1で、ブルース・ディッキンソンが「会場の一番奥にいるファンにまで届くように歌う」「ライブがうまくいくと、会場が縮むような気がする」というようなことを語っていたのがとても印象に残っているんですが、SU-METALの歌声はまさしく会場の隅々にまで届く声だったと思うし、その声が響くのに東京ドームが「広すぎる」ということはまったくないと感じた。

YUIMETAL&MOAMETLの2人曲もひたすら楽しくてかわいくて、知らない曲でも思い切り楽しんでしまった。2人の曲は特に自分が好きだった絶望少女達を思い出したりもしました。

それにしても、こんな完成度の高いライブを行うことのできるグループがまだ2枚しかアルバムを出していないなんて信じられないけど、レコーディングよりもライブを優先してきたからこその現在なのだなとも思う。噂通り、本当に外国からのお客さんが多いことも印象に残りました。海外から遠征してくるファンが多い日本のバンド…ってなかなかいないですよね。
よくわからないですが、私もどんどん遠征していこう!という気持ちになりました。好きなものを追いかけるのって楽しいですよね。

既に、なにかひとつのジャンルに当てはめて語ることが難しい存在になっているBABYMETALが、ここからどこを目指していくのか、とても楽しみです
いやーほんと見れてよかった!!