2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 鈴の音

初詣で買った、目が飛び出るだるまのついた鈴かざりを自転車の鍵につけている。自転車の鍵に鈴をつけるのは小学生の頃以来で、自転車を走らせながら、かすかに鳴り続ける鈴の音に思い起こされることは多く、 例えば初めての自転車は裏に住むNさん家の男の子…

 最近読んだ漫画3作品

「ヴォイニッチホテル」2巻/道満晴明 ヴォイニッチホテルの楽しさが何なのか自分でもよくわからないのですが、もしかすると自分の好きな(漫画よりも)小説とか映画の雰囲気に近いのかな、と先日作者が、岸本佐知子さんが訳した恋愛小説集の中で映像化して…

 最近読んだ漫画4冊

「誰がそれを」/田中相 誰がそれを -田中相短篇集- (KCx)作者: 田中相出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/07メディア: コミック購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (10件) を見る田中相さんの2冊目の短編集。やっぱり私は田中相さんの絵が…

 脳男

監督:瀧本智行 原作:首藤瓜於 今日はドーン!みたいな映画をひとつ…という気分で見に行ったのですがちょうど良かったです。水曜日に見たので場内には制服の女の子がたくさんいたのですが、見終わった後は口々に「グロかったね…」「うん…」という声が聞こえ…

 「フラッシュバックメモリーズ3D」

2009年、交通事故によって脳に損傷を受け、高次脳機能障害を発症したディジュリドゥ奏者、GOMAさんのドキュメンタリー映画。復帰後のライブ映像とともに、事故前と事故にあってからを描いている。説明的な部分はあまりないため、もっと知りたいという気持ち…

 「ムーンライズ・キングダム」

面白かった。とても気に入りました。 ある島に暮らす、ボーイスカウトの男の子と、舞台でカラス役をやっていた女の子が出会って文通して駆け落ちする話。それぞれに事情があっていまいち歯切れが悪い大人たちに比べて、主役カップルのお互いに寄りかかること…

 2月の連休に見たもの

土曜日は妹と「ロックオペラ モーツァルト」という舞台を見に行った。モーツァルトの物語というと、子どもの頃、父親の部屋でこっそり読んでいたモーニングの「マドモアゼルモーツァルト」(福山庸治)を思い出す。あれは確かモーツァルトが女性で、サリエリ…

 最近読んだ漫画

山はまだまだ1合目… 「ぼくらのへんたい」2巻/ふみふみこ ぼくらのへんたい 2 (リュウコミックス)作者: ふみふみこ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/01/12メディア: コミック購入: 3人 クリック: 9回この商品を含むブログ (14件) を見るそれぞれの理…

 最近読んだ漫画

感想書こうと思って積んでる山が高くなってしまったので、しばらくまとめ書き。 「IPPO」1巻/オノナツメ 若い靴職人の男の子のお話。1巻は旅の仲間が集まっていくようなエピソードもありつつ、今後は彼の店を訪れたお客さんごとに1話完結のシリーズになる…

 「ted」

監督:セス・マクファーレン 面白かった。日本でたとえると、道具は出さないドラえもんとのび太が、共におっさんまで育ち、のび太には彼女もできました…というお話。かな? ドラえもんを夢に見たことがあるかつての子どもにとってはある程度なじみやすいお話…

 「補助隊モズクス」1巻/高田築

補助隊モズクス 1 (ビームコミックス)作者: 高田築出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2013/01/15メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る「野ばら」(id:ichinics:20100819:p1)がとてもよかった高田築さん待望の新刊! …

 「LOOPER」

監督:ライアン・ジョンソン 未来から送られてくる標的を殺害する「LOOPER」として稼いでいる主人公のもとに、未来の自分が送られてきて、その未来の自分の目的に巻き込まれるというお話。 タイムリープものだと思って見に行ったら、わりと前半後半でがらっ…

 記憶の1月

今年の1月は長かった。お正月もあったし、大雪もふったし、友だちの家で鍋もした。風邪をひいたり、初詣に行ったり、映画も何本か見たし、一喜一憂することもあった。やっと2月か、1月は長かったな…と考えていて、そんな風に思い出すことが多いほど時間と…

 「地上の記憶」/白山宣之

地上の記憶 (アクションコミックス)作者: 白山宣之出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2013/01/12メディア: コミック購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (18件) を見るどこかで「漫画で読む小津映画」という評を読んで買ってみた本。とてもよかった…