2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 「にこたま」完結と「ボーダー」/渡辺ペコ

読みながら凹むことの多かった「にこたま」ですが、それだけにとても印象に残った作品で1巻からずっと、新刊を楽しみにしてきた作品でもありました。 (モーニング KC)" title="にこたま(5) (モーニング KC)">にこたま(5) (モーニング KC)作者: 渡辺ペコ出版…

 「おはようおかえり」完結と「おんなのいえ」/鳥飼茜

本屋さんで見かけて買った第1巻が面白くて買い続けていた「おはようおかえり」が第5巻で完結しました。 (モーニング KC)" title="おはようおかえり(5) (モーニング KC)">おはようおかえり(5) (モーニング KC)作者: 鳥飼茜出版社/メーカー: 講談社発売日: 20…

 AURA

原作を読んだのはかなり前で、ほとんど何も覚えていなかったのでかなり新鮮に見ることができました。中2病を卒業して高校デビューをしようともくろんでいた主人公が、なぜ“最後の闘い”に出陣する羽目になったのか、というお話。 映画を見終わっていろいろと…

 春

桜はすっかり散ってしまったのに、風が吹くとまだ少し花びらが混ざっている。 夕暮れ時の駅前は、道いっぱいに広がって歩く若い人たちがいて、立ち止まって辺りを見回す人もいれば、きびすを返し戻ってくる人もいる。その多くの足取りはまだどこに向かうか決…

 「重版出来!」/松田 奈緒子

重版出来! 1 (ビッグコミックス)作者: 松田奈緒子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/03/29メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (79件) を見る出版社の新入社員を主人公に描かれる出版社のお仕事漫画。面白かったです。 中盤までの「運…

 眠い

こめかみの辺りから1本の白い糸がでていてる。手で触れ、少し引いてみると、なんだか少しくすぐったいような、しびれるような感覚がある。蜘蛛の糸のように軽く、テグスのような強度がある。思い切ってどんどんたぐり寄せる。いくら引いても終わりが無いそ…

 シュガーラッシュ

ゲームセンターを舞台にしたお話、と聞いた時から楽しみにしていたけど、ピクサー作品(ディズニー名義でした…)の中でも特に好きな1本になった気がします。楽しかった! 「シュガーラッシュ」はゲームの中の“悪役”が、自分もヒーローになってみんなの仲間…

 「ザ・マスター」

PTA新作というわけで大変楽しみにしていたのですがやっと見に行ってきました。 元水兵でアルコール中毒のフレディ(ホアキン・フェニックス)は、帰還後も酒が原因で様々なトラブルを引き起こし、自暴自棄な生活を送っていた。そんな中、忍び込んだ客船の中…

 「三文未来の家庭訪問」/庄司創

三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)作者: 庄司創出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/03/22メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (22件) を見るとっても面白かった。庄司創さんの作品を読むのはこれが初めてなのですが、新しくすべての…

 夏への扉

春も秋も冬も、それぞれいいところはあるのだけど、天気のよい夏の日にかなうものではない。ナルニアへの扉のように、家の中のどこかに夏への扉を見つけることができたら、いつでも好きな時に、夏を訪れることができたら、どんなにか素敵だろうと思う。 今日…

 「夏への扉」/ロバート・A・ハインライン

いつか夏休みに読もう、と思って先送りにして何年も経ってしまった本。それだけに自分の頭の中に「こんな話かな」というイメージがかなり出来上がっていたのですが、いざ読み出してみると私の想像していたものとは全く違い(当たり前)、想像の何倍も面白か…

 「横道世之介」

シネマハスラーの「横道世之介」回を聞いて、これは見に行かなくてはと思い行ってきました。とっても楽しかった! 物語は、世之介が上京して大学に入学した1987年の1年間を軸に、世之介とかかわった人々の15年後が挿入されていく構成になっています。世之介…