2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 「GODZILLA ゴジラ」

監督:ギャレス・エドワーズ やったー! 面白かったです! ゴジラシリーズは弟が好きで、子どもの頃によく見ていました。とはいえテレビでやっていたのをビデオにとったものを繰り返し見ていたり、弟が親にねだりまくって借りてもらったレンタルビデオで見た…

 「her 世界でひとつの彼女」

監督:スパイク・ジョーンズ 映画を見ながら、さまざまな考えごとの扉が開いていくような、とても面白い作品でした。 近未来のLAを舞台に描かれる、人工知能が搭載されたOSに恋をした男性セオドアの物語。主人公は別居している妻への思いを引きずっている状…

 「道草日和」「夜の太鼓」/山川直人

「道草日和」 流転荘というアパートのある町を舞台にした連作短編集。登場人物がみんなとてもまじめで、だからこそ不器用なところがあってそれが読んでて少し苦しくなってしまうところもあるんだけど、とてもやさしいお話が多いなと思う。ただ「東京は夜の1…

 チョコレートドーナツ

監督:トラヴィス・ファイン 薬物中毒で収監されてしまった母親に置き去りにされたダウン症の少年が、ゲイのカップルとともに暮らし始め、信頼関係を築いていく…という実話をもとに描かれた作品。 1970年のお話ということもあって、歌手を目指す主人公のルデ…

 梅雨

オセロみたいに、1手でいろんなことが裏返ってしまうような出来事があるとしたら、とかいうことは考えちゃいけないような気がしてたけど、想像もできないようでは効果的な一手を思いつく訳もなく、そもそも裏返って欲しいのかどうか、なんだか自分の中が遠…

 「つなぐと星座になるように」他2冊/雁須磨子

雁須磨子さんの新刊が3冊同時期にでたのでまとめて。 「つなぐと星座になるように」6巻 4年間にわたる連載の完結巻。雁須磨子さんの漫画は読んだことないのみたら絶対買うのでほとんど読んではいると思うんだけど、その中でも一番、予想外の結末でした…! 瑠…

 グランド・ブダペスト・ホテル

監督:ウェス・アンダーソン とっても面白かったです。 ある作家の墓前でその著書を開く少女、そしてその作家が聞き取った物語、そして物語の中の世界、と3重の入れ子構造になった映画でその3つの世界(現在の部分はとても短いのだけど)の描き方の違いひと…