君の席１・２・３

日本テレビのインターネットプログラム「笑いの巣」から飛び出した若手芸人の中から、人気・実力ともに兼ね備えたバナナマン、ラーメンズ、おぎやはぎのユニットで実現したお笑いビデオ企画「君の席」シリーズ。
http://www.vap.co.jp/owarai/warainosu/main.html

相変わらずラーメンズ流行りが続いている中で、とりあえず購入できるDVDとビデオレンタル出来る作品の中では、ライブ君の席を残すのみとなってしまいました。さみしい。
君の席は３組の取り合わせにかなり期待して見ました。
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１巻目はサラリーマンに扮した３組が、新発売のコーヒーのプロモーション会議を開いている、というドラマ仕立ての作品と、その合間に３組それぞれのショートコントが収録されているもの。
正直消化不良な感じもありましたが、おぎやはぎのゴルフのコントとバナナマンのぜんぜん話を聞いてないコントが面白かったです。
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２巻目は、１続編的（１より少し前の話）なドラマを含め、３組それぞれのコントの割合が増した一本。
小林さんのサラリーマン演技が光っています。
そしてコント部分は特にバナナマンのものが笑えました。ありそうでおかしなリアクションの連続。
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３巻目は１・２のドラマ内で扱っていたコーヒーを中心とした全編ドラマの作品。
きちんと伏線のはられたドラマで笑える部分も随所にあり、じーんとくる部分もあり。とても楽しめました。
何と言っても１〜３までの流れがきちんとまとまっているところが嬉しかったです。
特に、小林賢太郎さんの「うだつのあがらないサラリーマン」〜「野心を持ち他人を蹴落とそうとするサラリーマン」〜「自信を喪失している男」までの見事な演じ分けっぷりに感動しました。
ちょっと気になったのはなんだか片桐さんがやせていたこと。最近太った、とどこかで書いていたのを見ましたが、この作品に出ている時が一番やせている様な。

ちなみに巻末プロフィールにあった「もしも願いが三つ叶うとしたら」という質問の回答欄はバナナマン、日村さんの意見に大賛成でした。
「毛布と食べ物が買える程度のお金が定期的に欲しい。あと二つはいらない」とのこと。
私もほんとにそう思います。
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３作目がもっと続きを見たい！　と思わせてくれるドラマだったので、４巻目であるライブ版をみるのが、とても楽しみになりました。