グラミー賞とかブリットとか

昨日、グラミー賞の受賞作品が発表になって、そういえば毎年この時期にはグラミーノミネートコーナーを作り、発表された翌朝は本部からFAXできた受賞作品リストをもとに受賞作を並べなおしたりしてたなあと懐かしく思いだした。あの頃は興味のない新譜とかもじゃんじゃん聴けてよかった。
基本的に試聴とかめんどくさいたちなので、今はもう好きなアーティストのものしか買わなくなってしまい、今回ノミネートされていたアリシア・キーズとかファーストは好きだったけど、店で聴けたから買ってないし、新しいアルバムも買ってない。
自分の守備ジャンル以外の新譜とかはMTVで時折クリップを見るくらいになってしまった。

けれど、グラミーやブリットアワードが自分のCD購入に反映されるかと言えばそんなことは全くなくて、毎年いろんな音楽雑誌でやる「○○年ベスト100」とかのが、どっちかっていうと買い逃し対策になっている。
2004年度の総決算といっても、去年の夏のMTV VMAもグラミーもブリットも大差ないもん。
そして私がレコード屋さんだったときも、せっかくグラミーコーナーを作っても、別にあんまり反響はなくて、それよりはビルボードチャートのほうが全然よく動いていた。
というのがどういうことかというと、それほどまでに日本人にとって洋楽が身近なものになっているということですよ、と思うのですよ。

レイ・チャールズの8冠はそもそも昨年亡くなってしまったこと自体が哀しいのでちょっとおいておいて、
嬉しかったのはU2ですね。「Vertigo」。ポール・オースターの「ミスター・ヴァーティゴ」とは関係ないんでしょうか。ないんでしょうね。
あとブリットの方は結構納得の結果でした。ミューズは昔(1STの時)サマソニで見たときのライブは今一つだったんだけど、最優秀ライブアクトってのがちょっと気になります。そういやミューズのファーストはジョン・レッキープロデュースだったけど今はどうなんでしょう? あのちょっとやりすぎな危うい感じと、誰に何と(ベタベタだとか)言われようとあのボーカルの声がど真ん中です。べター・ザン・エズラのボーカルにも似ています。
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そして突然だけど、MDウォークマンが壊れたので、CCCDに屈してマックユーザーのくせにi-podを買っていなかった(そもそもRADIOHEADが入れられない時点でアウトだ)私も、まあ一万円ならいいかーと思ってシャッフルを買いに今日電器屋に行った。

「いつ入荷するか全くわからないけど、予約するなら前金で」

ってなんだそれ。というかソニーもアップルもなんでもっとたくさん作らないのかな? だって売れるじゃん。売り逃すとかいう強迫観念はないの? って・・・ないんだろうなあ。