お金のはなしで混乱中

お金って確かに大事だと思う。けど、なんでもお金に換算する話の仕方はどうしても好きになれない。もちろん会社の経営をする人なんかはやっぱり常にそういう風に考えて節約出来るとこは節約しなきゃならないんだと思う。それは分かってるんだけど、やはり仕事を頼んでやってもらうとすると、やはりその人の労力に報いたいと私は思ってしまう。でも私が考えるその価値と、経営者の考える価値が違うと、「できるだけ節約」ということになってしまうんだろう。私が甘いのかな。そうだろうな、経営者じゃないしな。でもやっぱり、良い仕事をしてくれた人に向かって、値切ったりしたくない。
そして今日、うちのエリート気質の弟と何故か映画のフィルムの話になって、「フィルムなんてシェアしてたってなんの価値もない。なぜならこれから廃れてくだろうし、たいした需要もないでしょ」みたいなことを言っていてとてもがっくりした。
そうやって、ぜんぶコンビニのPOSシステムみたいにどんどん売れないものが淘汰されてったら、すごくつまらないよ。前に働いてたレコード店で、CDだけPOS入れて管理しようという話になった時もすごく残念だった。*1仕事として「もの」を作っているなら、必要としてる人がいるかぎり、どうにか採算あわせて供給し続けようという気概を持って欲しい。特に弟のような若者に。そして、その価値に見合う金額って言うのは、結局は消費者(払う側)が決めていくものなんじゃないだろうか。上のお菓子カテゴリで私がいちいち高いとかなんとか言ってるみたいに、結局ちょっと高くても欲しいと思ったら買っちゃうんじゃないのかと思う。そして一番たくさんの人が買ってくれるボーダーラインを見極めるのが大変だけど重要だ、と、言うことじゃないのかな。うーん、でも、これってなんか「新入社員ただいま五月病」みたいな考えかもしんないので、もうちょっと勉強しようと思います。
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私にとってそういうことを考える切欠をくれていた存在の1つ。「週刊こどもニュース」のおとうさん役が4月から池上彰さんから鎌田靖さんに交代になったことを今日の新聞で知った。1ヶ月遅れくらいの情報。

*1:結局ネット販売の部分だけになったけど