知らない街でゆっくりの1日

ichinics2005-06-12

家でのんびり本でも読むつもりだったのが、ふと気が向いて、川崎市市民ミュージアムに行くことにする。鈴木清順さんが出ている番組を見つつ昼ご飯を食べ、家を出る。川崎市市民ミュージアムの最寄りである武蔵小杉駅は、うちから決して遠くないのに、降りたのは今日がはじめて。
知らない街に来ると、いつもそこに住んでいる自分のことを考える。ミュージアム行きのバスにのって、ビル、マンション、団地、民家、と続いていく路を眺めながら、ここに住んでいたら、あそこでお茶のんだだろうかとか自転車ないと駅まで遠いだろうなとかいろいろ考える。
ミュージアムではもう、お腹いっぱいになるまでぐるぐるまわりながらまじまじと写真を見た。満喫した。
外に出ると、野球場があって、空が広かった。ここに住んでいる私は男の子で、あそこで野球とかやってるといいのにと思った。
地元の駅まで帰り、喫茶店によって読書。気付いたらもう日が暮れそうだったので本日4度目のバスに乗って帰ることにする。最寄り駅から私の家に近いバス停まではほとんど直線の路をえんえんと行くのだけど、こう、ちょうど夕焼けに向かって走っている感じで、特に今日の夕焼けはオレンジと薄い青と濃い青がくっきり別れて重なっていてきれいだった。
バスから降りると、もうこんなに暮れていた。