ホテル王とベトナム

今朝の夢。
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飛行機に乗ってベトナムへ。飛行場では夜だったのに、ホテルに到着したのは昼だった。
ルームキーをもらう。部屋番号は402。ただ、なぜかそれが2階であるということは分かっているので、私は2階でエレベーターを降りる。降りてすぐ見取り図を見るがそこに記されてる部屋番号は桁がばらばらなうえ、並びにも規則性がないようで、部屋を見つけることができない。とりあえず適当に歩いてみるが、1つのフロアがやけに広いホテルで、歩いても歩いても端にたどり着かない。そもそも、見取り図の中のどこにいるのかが分からない。
そうこうしているうちに、食堂のようなところに出くわし、ようやく見取り図の中での自分の位置(地図の下方)を把握する。食堂は砂糖菓子みたいな白い壁にブルーの装飾品(花もクロスもみんなくすんだ青)がきれいな部屋。天井が高くて、壁一面の大きなガラス窓にゆったりとしたカーテンがかかっている。
食堂を出たところで、品の良い老婦人が混沌とした見取り図の中から私の泊まる402号室を見つけ出してくれた。見取り図の左下くらい。食堂からすぐのところだ。礼を言って老婦人と別れる。
そうして部屋にたどり着いたときにはもう15:00だった。時計を見てはじめて、私は今日、会社にいかなきゃならなかったはずなのだということを思い出す。でもなんでベトナムにいるのかというと、ホテル王に会いにきたのだった。
とにかく会社に電話しなければと思って電話をする。今ベトナムにいます、明日はちゃんと行きますと言ってひたすら謝る。仕事もってくればよかった、と後悔しつつ、とにかくホテル王に会ったらすぐ帰ろうと思う。
窓の外を見ると、海辺の椰子の木が強い風にあおられてしなっている。木と木の間にかけられた横断幕には「WELCOME TO BALI」と書いてある。
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ホテル王って誰だ。