横須賀功光「光と鬼」

日は恵比寿で友達とご飯の予定だったので、その前にガーデンシネマに寄ってタルデンヌ兄弟の特集上映で「息子のまなざし」を見るつもりだったのに、タイムテーブルを読み間違えて手持ち無沙汰だ・・・ということで写真美術館に行ってみたら横須賀功光「光と鬼」展が始まっていたので見てきました。まどろっこしい。
横須賀功光さんは私の通っていた大学にも幾つか作品が飾ってあり、講師としてもいらしていた方だったので、直接の専攻ではなかった私も、名前を意識していた作家さんでした。
会場は薄暗く、放射状に並んだ作品群にスポットが当たっていたのですが、これが横須賀功光さんの作品の特徴的な「影の生々しさ」みたいなものを感じるのにとても効果的だったと思います。また「光銀事件」のシリーズなどはその配置によって一枚一枚を重ねるようにして見る事ができるのが良かったな。