ZAZEN BOYS@SHIBUYA AX

MATURI SESSION今年の締めに行ってきました。
いやーもう、楽しかった! ザゼンのライブは毎回充実してるけど、今日みたいにちゃんとスタンディングのライブ向けの箱でワンマン見るのはそういえば初めて(私は)なので、テンションが違うなぁと思いました。だって一発目から「USODARAKE」だもん。でヒミツガールでハードリカーで。もういきなり熱気が充満して飛び跳ねるたんびに熱い。久々にもみくちゃになりながらライブ見た。
来月発売のニューアルバムからは「METAL FICTION」「Friday Night」「Water Front」の三曲をやりました。この三曲では基本的に向井さんはキーボード弾いてる。メタルフィクションでの酔っ払いトークは仕様みたいです。
とにかくAXみたいな箱だと「WHISKEY&UNUBORE」「Maboroshi In My Blood」とかめちゃめちゃ楽しい。コールドビートも冴えまくってた。そんで「自問自答」から「半透明少女関係」で会場は最高潮。ええじゃないかのお祭り音頭に展開して戻るあの感じ。アンコールでは「KIMOCHI」ですよ。「野に咲く/花のように/美しくなりたい」と会場に歌わせて「平井堅みたいに」とか無茶なことをおっしゃってました。

今日ははじめてザゼンのライブに行く友達が一緒だったんだけど、終わったあとに「感動しちゃった」と言われて私も感動しちゃった。「今日はマツリセッションへようこそおこし下さいました。またいらっしゃい、またお会いいたしましょう」という向井さんの言葉にいたく感銘をうけたそうです。もちろん行くよ。とりあえず2月のチケットもとったし!
とにかくもう、とにかくザゼンのライブは凄い。ライブで見てこその音だと思う。もちろんCDで聴いても格好良いし、初めて「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」のシングル聴いた時の衝撃は今も忘れられないくらいだけど、何回も書いてるけど音の真剣勝負を見せつけられてる感じ。ひとつとして同じ演奏はないし、一つのリフがいろんな形に生まれ変わる。それが凄いぎりぎりのとこで、でも開放感があるあの圧倒的な音。
ライブ後には日比谷野音でのライブCDを買って、ライブ行ったみんなで酒飲んでかえってきました。あー楽しかった!

それから日比谷野外音楽堂*1の「KIMOCHI」を今聴いてるんですけど、これは、もう、ほんと名曲。
「貴様に伝えたい、俺のこの気持ちを」とくり返されるだけで、ちょっと込み上げるものがある。うーん。そしてあのカシオさんのギターが、気持ちのもやもやとか、衝動とか、切なさとか、変化し続ける感情そのもののように聞こえる。今日の「KIMOCHI」はまた違う印象で、もっとお祭りの終演ぽい感じだったんですが、日比谷のは、ちょっとさみしげで感動的だ。最後までステージの上でギター弾いてたカシオメンの姿を思いだした。乾杯。

*1:日比谷行った時の感想 → id:ichinics:20050829:p2