第134回芥川賞・直木賞

先日、第134回芥川賞直木賞の候補作が発表され、早速「メッタ斬り」の予想がでていたので読んでみました。
http://nikkeibp.jp/style/life/topic/literaryawards/060106_1st/index1.html

芥川賞候補作

伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(群像12月号)
西村賢太「どうで死ぬ身のひと踊り」(群像9月号)
松尾スズキクワイエットルームにようこそ」(文學界9月号)
絲山秋子沖で待つ」(文学界9月号)
佐川光晴「銀色の翼」(文學界11月号)
清水博子「vanity」(新潮10月号)

直木賞候補作

東野圭吾容疑者Xの献身」(文芸春秋
姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」(文芸春秋
恩田陸蒲公英草紙」(集英社
恒川光太郎「夜市」(角川書店
伊坂幸太郎「死神の精度」(文芸春秋
荻原浩「あの日にドライブ」(光文社)

一見して今回はベテランの、あれ、まだだっけという人の名前が目立つ回ですが、その中でやっぱり松尾スズキの名前は目立ちます。
芥川賞はまだ読んでない作品ばかりなので何ともいえないけど、絲山さんか佐川さんにとってほしいなと思う。けど、大森さんが押してる西村賢太さんも気になる。
直木賞のほうは、もう誰がとってもおかしくないラインナップ。東野さんの作品は好みなのとそうじゃないのの差が激しくてまだ読んでなかったんだけど、評判良いので読みたくなりました。
受賞作発表は1月17日。