Googleえもん妄想

で、実際そんなGoogleと暮らす生活ってどんなかなと思った以下妄想記。
 *
AI搭載サーチエンジンであるところのGoogleえもんは、未来の世界ではミニロボットのような形になっていて、外を出歩くときにはいつも一緒にいたりする。ちょうど今の携帯電話みたいな必需品になっていて(でもたまに持っていない人がいるくらいの)、AIがAIを生むようになってる。そうなってくると、Googleにも人権を!なんて運動も起こる(アトム)。
そこに、対抗勢力として人力検索はてながある。これは人間の人間による人間のための検索で、人間がGoogleに頼りすぎていることを危惧し、Googleから逃れるために日夜攻防戦が繰り返されているわけです。
そんなある日、ある少女がはじめて自分のGoogleえもんを買ってもらう。それは彼女のためのGoogleえもんであって、彼女のこれまでのすべての記憶と、彼女が好みそうなすべての情報、そして彼女が苦手とする分野を補うための知識を持っている。彼らはすぐに仲良くなる。そして数年が過ぎて、少女は大好きなGoogleえもんの親が見たいと言い出す。
Googleえもんも、それは知らないわけです。そういえば、知らない。なんで自分に知らないことがあるんだろう。検索できないことがあるんだろう。そうして、彼らはGoogleでありながら、人力検索に助けを求める訳です。
そして、真実に近づきつつある二人に、Googleの追ってがやってくる。彼らには知られてはいけないことがあった。追ってには進化したGoogle Earthがあるわけですから、Googleえもんの場所なんてすぐに、ピンポイントでわかってしまいます。(ほんとは個人特定するのは法律違反なんだけど、そこは巨大勢力なので)でも移動は人力ですから、二人にはまだ時間がある。
そしてGoogleえもんは、それが禁じられていることであることを知りつつ、Googleの全データ(曖昧)が集まっているサーバ(サーバ?SFでマザーとか呼ばれたりする感じのやつ)に進入し、Googleにデータ改ざんされて、犯罪者となってしまった少女にまつわるデータを消去し始める。ここら辺が見せ場で、人力検索が威力を発揮するんですよ。「進入できる訳がない」「ここで諦めたら人間の敗北だ」なんつって。全世界の人力が結集してね。その過程で、Googleの陰謀(人類補完計画)を知ってしまったりもするのですが、そこでGoogleえもんだけが、攻撃をくらってしまう(曖昧だけど、進入してるのはGoogleえもんだけなので)。
そしてGoogleえもんが最期に見た光景は、まだGoogleはてながそれぞれ単なるネット上の1サービスに過ぎなかった時代のもので、そもそもGoogleが人間によって生み出されたものだった、ということをGoogleえもんは知る訳です。そして人力検索
Googleは無限じゃなかった、というのがGoogleえもんの遺言でした。そして、母体に異物(Googleえもん)が進入したことによって、Googleはあっけなくダウンしてしまいます。復旧にかかる期間は1週間。その間の静かな町では、久々に人間同士の会話が見られたりする。
そんで少女は、人力検索に質問をするわけです。すべてのGoogleえもんと、全ての人力が共存できる「たったひとつの冴えたやりかた」について。

 *

頭の中身がばれます。
繰り返しますが、私はコンピューターとか全然わかりません。ごめんなさい。