ドラマコンプレックスの山村美紗物語

帰宅したらやってて、ご飯食べながら見てたら、つい最後まで見てしまった。
西村京太郎本人と、山村美紗の娘、紅葉さんのインタビューを交えながら構成された浅野ゆう子主演のドラマ。
山村美紗の遺稿を、西村京太郎が書き上げた、という話は知っていたけど、二人があんなに近しい間柄だったというのは少し驚きだった。
私は二人の本を一冊も読んだことがないんだけど、あのインタビューでの西村京太郎を見てたら、なんかちょっと好きになってしまった。それと同時に、なぜ二人が恋仲にならなかったのかも、わかったような気がしてしまった。
誰か、ヨーロッパの有名な画家で、やっぱり女友達(夫もいる)の家で晩年を過ごしたって話を聞いたことがあるけど、あれは誰だったかな。
男女の友情っていうのは、よく「ある/ない」でもめごとになりやすい話題だと思う。突き詰めれば友情の定義とかそんな話になるし、そんなのそれぞれの関係性であって定義できるようなことでもないから、結論もでようがない。たぶん「ある」ことにしたいか「ない」ことにしたいかは自分をどの立場に置くかによるんだろう。
私は、ある、と思っているし、価値観の合う友人は男性のことが多いのだけど、いろいろ面倒なことに巻き込まれたりすると(そういうこともごく稀にある)、もう性別とかなけりゃいいのになぁ、と思ったりする。
まぁ、このドラマの話に限っていえば、これを両立出来たってのは特殊なケースだなと思うけど。