おままごと

ままごと、というとなんとなく「ママ事」と変換されてしまうんですが、本来の意味は「飯事」で、女の子が炊事なんかの真似事をして遊ぶこと、という意味らしい。
今日、道を歩いていたら、どうやらままごと遊びの残骸らしきものが散らばっていて(画像がその残骸。木の枝が箸だとおもう)なんだかかわいらしいなぁ、と思うとともに、まだこの辺りにもどんぐりとかちゃんとあるのね、なんて考えてしまった。
幼い頃には身近にあった植物、たとえば「ひめおどりこそう(そして葉が丸い方が、ほとけのざって覚えてた)」とか「はこべ(鳥のえさ)」とか「おおばこ(相撲)」とか、それから虫とか、カエルの卵とか、ザリガニとか。そういうのは今もちゃんと子供の身近にあるんだろうか?
私はすぐ下の兄弟が弟なので、小さい頃の遊びといったら、ままごとよりも虫とりとか基地作りとかだった。せいぜい泥ケーキ作って弟に食べさせようとしたり(ひどい)そんなもんだった気がする。特に基地作りには熱中して、秘密文書を木のうろとかに隠したりしたなぁ、あれって回収したのかな、とか考えてたら寝ちゃって電車を乗り過ごした。

家に帰ってくると、弟が嬉しげに「忙しい?」とか聞くから「何なの」と言うと、どうやら修士論文がうまくいったらしい。うかれている。つい先日までウサ晴らしに「地球防衛軍2」やろうよーと言われて丸一日付き合ったりしてたときが嘘みたいだ。良かった。あと気掛かりなのはもう一人の弟の院試。今ネトゲやってるけど、兄のうかれたテンションにあてられて調子崩さないといいなとちょっとだけ思う。