アトモスフィア 1巻/西島大介

ichinics2006-03-27
ISBN:4152087110
西島大介さんの漫画を読むのは『凹村戦争』以来だったりして、それは凹村がいまひとつしっくりこなかったからなんですがこれはわりと面白かった。

ある日、わたしの分身が現われた。
わたしに何の断りもなく、
世界はわたしの居場所を奪った。
それでもわたしが「ふざけんな」って言わないのは、
あらかじめ、みんなを赦してるから――
(カバーそであらすじより)

4月21日に出る2巻で完結らしいので、感想はそれから書こうかなと思うのですが、とりあえず今は、このお話の中での「赦し」は無関心なのかしら、と理解して読んでいるのだけど(冒頭にそういう一文もあるし、あの「赦されないひと」の扱いにしても)、帯に小さく入ってたイラストが「ゆるされたいなぁ」とつぶやいているということはそれはわりとポジティブなあれなのかそれとも1回転してな感じなのか混乱するなあと思った。でもでも、物語の先を予測して読むのはやめとこう。

追記

2巻の感想 → id:ichinics:20060507:p1