新世代アニメーションまつりと私の好きなアニメーション

そうそう、アニメといえば、下北のトリウッド(http://homepage1.nifty.com/tollywood/)でやる「新世代アニメーションまつり」に行こうと思ってます。ラインナップはこんな感じ。

「はなれ砦のヨナ」「カクレンボ」「惑星大怪獣ネガドン」「まかせてイルか!」「ほしのこえ」「雲のむこう 約束の場所」

もう見たのもいくつかありますが、一日中入り浸ってみたいと思っている。とくに「まかせてイルか!」は以前メディア芸術祭で半分くらいしか見れなくて、いつか見たいと思ってたので嬉しい。それからカクレンボがまたスクリーンで見れるの嬉しい。見た時の感想(id:ichinics:20050503:p1)は、今まで書いてきた感想の中でもかなり愛情のコントロールができてないもののひとつだと思うのですが、なんと言うか、ああいうのがまさにツボなのです。九龍城とか、藤原カムイさんの「福神町綺譚」*1とか、複合住宅とかパノラマ図とか地図とかが好きすぎる。

私の好きなアニメーション

そういう意味で、私がアニメを見るときに、気にしている点の一つが世界観とそれにまつわる美術/作画だったりします。もちろん、物語が大切なことはいうまでもないのですが、その物語がどこで起こるか、という「設定」に私の興味は集中する傾向にある。もっと風景が見たい! と思う。ちなみに、それを最初に自覚したのは、押井守監督「劇場版パトレイバー」だった。
次に気になるポイントは演出で、アニメーションの自由さ(特権といったほうがいいかな)というのは、まさにこの演出に凝縮されている気がする。それは決して奇抜な演出を好むということじゃなくて、その世界に合った演出がされているかどうかということ。だからわりと制作者で見るアニメを選ぶ傾向にある…なんていうと偉そうだけど、それはまあ、映画見る時に監督で選ぶのと同じことで、一般的な選択基準の一つだと思う。もちろん原作が好きだから、とかで見ることも多いけど。
という訳で「鉄コン筋クリート」に期待*2しまくっています。楽しみすぎる。

*1:福神町奇譚でキーワードがあった

*2:アニメフェアで見た予告のこととか → id:ichinics:20060326:p1