ブッチーメリー/The ピーズ1989-1997 SELECTION SIDE B

5月のライブに向けて、とりあえずこれまでのアルバムは買い集めようと思っているのだけど、まずは中古で見つけたこれを。

ブッチーメリー The ピーズ1989-1997 SELECTION SIDE B

ブッチーメリー The ピーズ1989-1997 SELECTION SIDE B

活動休止中にリリースされた、編集盤の片われだそうです。
いやもう、だけどこうしてまだ聞いたことのない曲を聴いても、軒並みグッとくるのはなんでなんだろーな。「リハビリ中断」はすぐにでも買いたい。ここでは、アルバム収録されてないっぽい曲についてのみ感想を。

肉のうた(スタジオセッション)

これから焼き肉行くたんびにこの曲思い浮かべるだろうなと思います。くいたくねーよ、といいつつ、肉くう! と歌うのがいいです。くう!

恋は水色(シングル「やりっぱなしでサイナラだByeBye」より)

あのポール・モーリア「恋は水色」のカバー。
そんなきれいな話の後ろで猛獣のごとく叫んでる。はじめてこの曲を好きだと思った。「恋は水色」といえば高校のとき部活の合宿所に使ってたとこで朝の音楽として流れてて、朝から辛気くさい曲だなぁと思ってた、そんなイメージだった。あと村上春樹の小説の中、ドルフィンホテルの廊下で流れてたのもこれだったような。

どっかにいこー(1992/LIVE AT ON AIR

泣ける。あーあ。だめだなぁ。あーあ。この曲ひとつでながーーい物語が書けそうだ。だれも読みたくないような、だめな話。でもほんとの話。

ずっと待ってんだ/けっこー前から/好きなんだ/2人で/どっかにいこー

これを最後に繰り返すとこの「待ってんだ」で声が裏返るのがいい。ピーズには珍しい(ような気がする)スローテンポの曲も切なくて、この酔っぱらってだだこねてるみたいな、もたついて穴に沈んでく感じが大好きです。「好きなんだ」ってシンプルに言葉になってんのも、はっとする。