執着したい

「THE LONG SEASON REVUE」の後に流れた映像を見て、直接は関係ないことなんだけど、いろいろ考えている。
例えば、好きなことや好きなものややりたいことやほしいもの、そういうのってガソリンみたいなものだなぁってのはよく思う。それがあるから、もうちょっと先まで、行ってみようかなと思える。そんな感じ。
別につまらないことや嫌いなものを否定するというのとは違って、だって、そういうのを克服するのが楽しい/充実していると思えるときもある。または、好きなものを獲得したい、という欲望のために、それを克服するための燃料を得ることもある。
でも、だからこそ私は満ち足りることが、ちょっと怖い。好きなものは、たくさんある。でも例えば、何もかも手放すこととひきかえにしてまで、欲しいものなんてあるだろうか。
例えばそれを獲得する、ということが、満ち足りるということじゃなくて、その渦中にあって、もっとこれを知りたいと思えるようなもの。そんなものに、執着できたらいいなぁ、と思うのだけど、執着することもまた、ちょっと怖かったりして。

いつもそばにいる幸せは/ある意味そんなもんで/ある意味ひとりぼっちなものなんだよ『ずっと前』