あなたは何も分かっていない

今日の妄想はブクマで知ったこの記事から。

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる:「女の言う「あなたは何も分かっていない」の正体」
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2006/04/post_9e11.html

私は言ったことないうえに、「人それぞれ論者」(たぶん)なので、どうかなー? と思う部分はあるものの、要は「ポールポジション奪い合い(先に被害者になったもの勝ち)」なのかしらとか思ったりします。まあそこはおいておいて、後半に「あなたは何も分かっていない」への解法というのがあって、面白そうなのでいろいろシミュレーション(妄想)した。
こんな奴はいない、ってのは自分でもわかってますが、ときメモ脳ということで。

1:認める
「あなたは何も分かってない!」
「そうだね。確かに何も分かっていない。でも知りたいって思ってるんだ。だから教えてくれないか?」
「さんざん説明してるのに、わかんないなら無理よ!」
「でも好きなんだ!」

2:話を飛躍させる

「あなたは何も分かってない!」
「確かにそうかもしれない。でも、この世界に答えなんて本当にあるんだろうか?」
「そんなのわかんないわよ!」or「当たり前でしょ!」
「じゃあ(自分の考えと)一緒だ」

3:問い返す

「あなたは何も分かってない!」
「確かにそうかもしれない。でも、君には分かっているの?」
→分岐A
「何が?」
「その何が、を分かっているのかって言ってるんだよ」
→分岐B
「当たり前じゃない!」
「じゃあ、それを教えてくれよ」
→分岐C
「何をよ?」
「俺の考えてること」

なんか気持ち悪い文になってしまいましたが、でも、ちょっぴり「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」さんの記事のまとめ結論「you vs meではなく、problem vs us(you and me)に持って行く」に近いものがあるんじゃないでしょうか(だめ?)。でも、「理屈っぽい人嫌い」って意見はよく目にするので言い方次第で逆効果になるとは思うけど。
でもなんというか、大事なのは最初に「そうかもしれない」と言う(嫌ないい方すれば負けてあげる)ことじゃないかなと思う。怒ってる人に対して怒り返すのは一番混乱するというか、バッドエンドに行きやすいような。それから、彼女が別れたい時にこの発言があったとして「じゃあ別れようか」なんて言ったら、それこそマウントポジションとられて「あなたの気持ちはそのくらいだったのね!じゃあ別れる!」といわれるような気が…しないでもない。これは男女逆でも同じことだと思いますけど。
コミュニケーション云々の話って考えるの楽しいけど、結論はでないよなぁーと思います。私が実際そんなこと(「お前は何も分かってない」とかって)言われたら、普通に「うん」でおしまいかもしれない。