「マスカキザル」/theピーズ

マスカキザル

マスカキザル

相変わらずライブに向けて予習中です。
「マスカキザル」は、1990年発売のtheピーズの2ndアルバムらしい。一つ一つの曲がかなりコンパクトにまとまっている。シンプルで、馴染みやすいフックのあるメロディが多くて、つい口ずさんでしまう。基本的には男性から見た欲求(&弱音)全開の曲が多いのですが(タイトルからわかるように)、その辺は青年漫画雑誌読んでる感覚に近くなんの抵抗もないです。むしろ男に生まれたかった、とか思う。#4「やったなんて」の「どっちにしろショック」という前のめりな感じとか、主に「電話してこいこい」しか言ってない#7「Telしてこい」など、いいなぁー。 ロカビリーな#6「オナニー禁止令」も好き。「意味なんかないイエー/意味なんかないイエー」という繰り返しに、フィッシュマンズの「BABY BLUE」を思い出したり。とにかく、このアルバムでは全体的に、口元緩んでしまうような曲が多いなぁ、という印象。
「ブッチメリーSIDE B」で聞いてから、ずっと聞き続けている「どっかにいこー」はやっぱりいい曲、だ。ライブ版と違って、ハーモニカが入っている。