クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

監督:水島努
リアル鬼ごっこ(リアルな設定の鬼ごっこ。借金取りとか離婚を迫られるとか)をしている最中に廃墟と化した映画館「カスカベ座」を発見したしんのすけたちが、何故か映画の中に入り込んでしまって…というお話。
毎度のことながら、やっぱクレヨンしんちゃんの映画は面白いなぁーと思う。
西部劇映画の中に迷い込んでからの物語はベタなんだけども、伏線消化の仕方が丁寧で分かりやすく、しかも随所にギャク、パロディ、ブラックユーモアそして嫌みのない人情話を散りばめることで退屈させない。
しかしクレヨンしんちゃん映画シリーズでの特筆すべき見どころといえばやっぱりその「動き」で、今回もラストの戦闘シーンはほんと息をのむほど楽しかった。
だってさ、ロボットがね、すごいフォームで走ってきて目からダーってマシンガンで乳首がビューってロケット砲でかんちょうしたらオナラで飛んだんだよ! しんのすけたちはパンツが虹色に光って変身するんだよ! なんて具合に次の日学校でネタばれ満載の解説をしてしまいそうだ。
物語の方での見どころは、しんのすけの恋かな。お相手のつばきちゃんがもう、すごいかわいくて、しかも声が大好きな齋藤彩夏ちゃんなんだよねぇってだけでビデオもってて良かったと思います(あ、この前レンタル落ちの買った)。最近ようつべさんのおかげでずっと見たかったあずまんがweb大王見れて(web版はちよちゃんの声が彩夏ちゃんなのです)大満足。ごめんなさい。ありがとう。