本棚

部屋の掃除に行き詰まってる。
未読本の山が処理しきれてないのだから、買わなければいいのかもしれないけど、まあ、買うし。
読み終えた本から処分していけばいいのかもしれないけど、気に入ってる本は手もとにおいておきたいし。
小説以外は折り目つけながら読むので、古本屋でもひきとってはもらえないだろう。
図書室のある家にすみたい。
円形の部屋をぐるりと囲む天井までの本棚。突き当たりに窓があって、小さなテーブルと椅子がある。そうだな、未読本の棚を一つ作って、買ってきたのはそこに入れて、読み終えたら本棚に並べるのがいい。梯子をかけて。
なんて、私がそんな図書室を手に入れることはきっとないだろうから、現実的に考えて、何か策を考えなくちゃいけない。
やっぱり、妥協できるのは、読み終えた本から処分するということだろうな。よっぽどのお気に入りだけ、手もとに残すこと。