朝霧JAM 2006 1にちめ

前日の雨が嘘のように晴れた。いい天気に気分も盛り上がる。
友人四人と車で出発したのが朝の8時くらい。
東京を出て二時間。渋滞にはまって抜けられず、ナビの「そろそろ休憩してはどうですか?」なんてのんきな声に苦笑しながらのろのろと進む。

結局会場についたのは14時半くらいで、先に現地入りしてた友達と合流し、クラムボンを遠くに聞きながらテントをたてる。

Ron Sexsmith〜ムーンへ

とりあえずビールを片手にRon Sexsmithをかぶり付きで見る。ロンさん。なんていい声なんだろう。あったかくてしっとりしててちょっとざらついて、猫の背中みたいだ。ビール飲み干してから牛乳ラーメンというのを食べる。牛乳っぽさはあんまりない、あっさりしたラーメンだった。ごちそうさま。
寒くなってきたので、上着をとりにテント戻ってから、ムーンにいって田中フミヤでビールおかわり。まじで寒い。寒すぎて焦りはじめる。
RYUKYUDISKOは外国人であるところの友達の旦那もおきにめしたようで、なんか楽しい。が、あんまりな寒さにたき火エリアへ移動。

ラムチャイ開始/そしてくるり

寒すぎるのであったかいアルコールを摂取しはじめる。レインボーのステージ横にあるお店のラムチャイ、二日間で何杯飲んだんだろーなぁ。くるりは「ワンダーフォーゲル」「ハイウェイ」くらいまでは前の方で聞いてたけど、その後後ろのたき火エリアに撤退する。すれ違った男の子グループの一人が「ジャスティス行こうよ! ねえ!」って必死だったのが微笑ましかった。ジャスティス。行けなかったけど友達の話ではめちゃめちゃ美形だったらしい。
たき火エリアでは寒さに負けた人が集って、火を凝視してる。時折暗い空に向かって吹き上がる火の粉を眺めてると、魂が抜けそうだ。くるりの下ネタ発言にブーイングが起きたあたりで、モツ煮をたべる。一味たくさん入れてかっこんだら、なんかちょっとあったかくなる。このへんでラムチャイ三杯め。

マイケル・フランティからThe POGUES

マイケル・フランティさんは、よかった。できることなら太陽でてるときに聞きたい感じだったけど、ようやく体があったまってくる。
で、再びラムチャイ用意してThe POGUES待ち。初生ポーグス…! なんかもうって感じだった。人ごみのなかですっかり寒さなんて忘れて楽しんだよ。二曲うたっては引っ込むシェインの酔いどれっぷりは想像以上だったけれども、グダグダでもなんでも問答無用に盛り上がるんだから、もう。感無量だ。アンコール,アンコールでフィエスタです。知らない人と腕くんで踊ったり、あちこちで輪ができて、しあわせなきぶんだったなぁ。

もう寒くない

そんで踊り疲れてへろへろになったので、歯みがいて顔洗ってとっとと寝ました。寝るちょっとまえ、流れ星見た。太い光の帯が、落ちてく感じで、願い事するひまなんてなかったけど、きれいだったなぁ。