図書館内乱/有川浩

図書館内乱

図書館内乱

おもしろかった・・・! なんだろうこのときめき。エンタテインメントを読んだなぁっていう充実感が久々だからなのか。舞台が図書館だからなのか、それともラブコメ要素にほくそ笑んでるからなのか。1巻でもう舞台設定は頭に入っているので、2巻は純粋にドラマを楽しむことに集中できた気がする。キャラクターもいいなあ。やっぱり(?)小牧にときめきます。小牧の話良かった。
一気に読んで、ラストの「to be continued」を見て、うれしかったです。

「……何十年かしたら検閲がなくなるから、それまで検閲を我慢してろって、あたしは他の人に言えない」
やっと言いたいことのシッポを捕まえた。
「読みたいのは今なんだもの。何十年か後の自由のために今ある自由を捨てろとか言えない」  p328

名場面だなー。続きが楽しみです。
図書館戦争」の感想→ id:ichinics:20061019:p1