賽殺し編終了

やっと「ひぐらしのなく頃に礼」買ってきた。新シナリオ2本+『目明し編』おつかれさま会が収録されてると聞いて、楽しみにしてたんだけど、早速『賽殺し編』をやってみたら、これが想像以上の満足感だった。このシナリオ好きだなぁ。というかこれでラストでもいいくらいのきれいなオチだと思った(まだ『昼壊し編』があるけど)。そういや最初はホラーだと思ってたのが懐かしい。
賽殺し編』は『罪滅し編』以降が「げんしけん」だったのが「ヨイコノミライ」になってしなったような心地悪さというか、あの大団円の後にいきなり冷や水を浴びせられた感があって、そこがすごく良かったです。それは物語の中身がというよりは、やっているこっちの気分としての話なんだけど、そこをぐりぐりとこじ開けられるような感触が、ぞくぞくするというか、いい。とか思う自分はちょっと意地が悪いのかもしれないし、そういう意図の込められたシナリオではないのかもしれないけど、いいものはいい。今まで傍観者で、傍観者ではなくなると決めた後も傍観者的な立場にいた梨花の見え方が、シナリオ次第でこうもかわってくるのかと思った。
もちろん、どちらの世界がが良いということではないし、この「ひぐらしのなく頃に」というゲーム自体が、そういうことに向かってると思うんだけど、最終的には、その揺るぎなさを感じたシナリオでもありました。
ほんと、楽しませてもらった。できればもう一回ふいうちでレナの「嘘だッ!」見たかったけどな。
というわけでこれから続きやります。ひぐらしデイブレイクもやっとけばよかったー。