はてな夢日記/洪水、噴火

港町の坂の下を歩いていたら、大きな地震があって、海を見るとよどんだ色の波がぐわっと押し寄せてくるところだった。右往左往する人々。私は街頭に捕まって第一波をしのぎ、ずぶぬれのまま坂道を駆け上がっていったのだけど、道に敷き詰めてあるレンガがガゴッと音をたてたと思ったら熱くて濃度の高い液体が吹き出し、太ももを火傷する。振り返ると、再び、先ほどよりも高い波が押し寄せている。私は足を引きずりながら、坂の上にある民家に助けを求める。寝たきりのおじいさんと、おばあさんが暮らしている家で、全ての部屋が小さく、蜂の巣のような形で互いにつながっていた。おばあさんが救急箱を出して火傷の手当をしてくれている。その肩ごしの窓から、坂の下の風景は見えないのだけど、再び大きな揺れがあり、隣の部屋にいるおじさんが不安そうな顔でこちらを見る。どうしよう。どうしようか。
そう思ったところで目が覚めた。こんなパニック映画のような夢を見るのは、珍しい。けど、明け方に地震があったらしいから、そのせいかもな、と思う。