摂取する読書

日々インプットを続けていれば、そりゃ当たり外れもあるし、私の主観なんだからそういうもんだ、と思うけど、好きも嫌いも思わずに読み終えることが続くと、ちょっと心配になったりもする。あれ、わたしなにも感じなくなっちゃったのかな、とか。
だから、そのような折に「おおー」と思うものに出会うと、すごく嬉しいし、それは、おなかがすいてるときの食べ物は数倍おいしいってのに似てる。そういう出会い方をした作品は数割増で印象に残ったりするものだけど、それは、そのような主観とか自分の感情とかと密接に結びついたものの方が、吸収されやすいということなのかもしれない、とも思う。