- 作者: Q.B.B.
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/04
- メディア: 文庫
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久住昌之、久住卓也の兄弟ユニットによる4コマ作品。4コマだけど複数ページで1話になる形式で、昭和的小学生男子の日常というとこは「団地ともお」と似た雰囲気なんだけど、ともおの物語が三人称視点なのにたいして、この「とうとうロボがきた!」は新吉という男の子の一人称で語られる。その一人称が半端なく小学生のそれで、久住兄弟はもしかして今でも小学生なんじゃないかしらと思ってしまうくらいだった。なんというか、子どもを「観察」してる感じがしない。そして、100点とったのに母さんの反応が悪かったときのあのふて腐れ方にまだ感情移入できるのは、私にも小学生だったときがあるからなのだった! すばらしいね。