海にいくつもりじゃなかった

目が覚めたら、高速にのっててびっくりした。夜中に仕事終わった友達にそのまま迎えにきてもらって友達の家で犬と遊んで寝て、早朝また車のって、てとこまでは覚えてるんだけど、3列シートの最後尾でぐっすり眠っていて、おきたら真鶴を走っていた。窓の外は海だった。いつもの伊豆半島で、昼にはふじいちでイカ焼いて食べて、ディアボロジンジャー飲みながら助手席に移って、とうとう下田までいきました。うはー海!でも水着なんて持ってきてないから、足だけ海入って、替えの服もないのにびしょぬれになってる男友達をよそに、女友達ののろけ話きいたり、ビール飲んだりして(私は免許ないからね(ごめんなさい))。ぜんぶ遠いようなぼんやりした気分を振払うように、海を後にする。砂地で転ぶ。最後、あれこんなの去年もあったよなって笑ったりして。
夕暮れ時には温泉はいって、真っ暗な道を走って帰る。うとうとするみんなとは対照的に、朝眠ってばかりいた私はひたすらCDかえる係になって、ああ車で音楽聞くのって、楽しいよなあと思う。ハイウェイを何度もかける。これはすばらしい、ドライビング曲。いつもの海老名インターにただよう、夏休みが終わる感じ。
まるで、無理矢理夏のイベントを消化したみたいな一日だった。あとは花火とビアガーデンがあれば、完璧。8月はまだ、あと1週間ある。