鳥取旅行その7/鳥取花回廊(というか動物園)と帰り道

ちょっと間があいてしまいましたが、鳥取日記ラストです。
植田正治写真美術館に行ったのは開館直後の9時頃だったため、見終わっても帰りの電車まで、まだ間があった。岸本駅の電車は13時までこないし、それじゃあって、当初はあきらめてた鳥取花回廊に行くことにしました。
行きにのったタクシーのおじさんに来てもらって、花回廊までの道のりは畑の真ん中をつっきるコース。「道悪いけど近道だからね」とちゃんと解説してくれる。そして「花回廊からは、米子行きの無料バスがあるから、帰りはそれ乗るといいよ」って教えてくれた。感謝。
バスがあるならば、安心してゆっくりできるねって入場して、最初についたのは動物園でした。
近くの牧場(?)から出張してきてたらしい。ここのお兄さんがまたいい人でね…。まつげのながいロバをいたわり、デグーにはりついてはなれない私たちにえさのやりかた教えてくれたり、ポロポロとうんちしはじめた羊のおしりをいとおしげに見つめてる。動物も私たちもすっかりお兄さんに夢中でかなり長いことこの動物園にいたと思います。

ふんばるおしりはかわいい

日陰に避難

「ホントあつくってねモウ…」

目を合わせてくれないヤギたち

デグーかわいいよ

食べてるのは雑草です(お兄さん許可あり)
その後、園内をぐるりとまわったわけですが、なにしろ40℃に届かんばかりの猛暑日だったため、花もしおれ気味。元気なのはベゴニアとか温室の中の蘭くらい。食虫植物ですらぐったりしてました。

虫も日陰へ逃げる

花回廊というよりは緑回廊

温室の中はなんつーか

罰ゲームみたいな暑さでした

ただ、マリーゴールド畑だけは圧巻。季節ごとに植え替えしてるらしいから、きっと春とかいったらすごくきれいだと思います。

地平線まで花畑!

次第に花だけでなく、私たちもぐったりしてきたので、大山Gビールの文字をみつけ、すぐさま飲みに走りました。GビールのGはグッドのGだろうか、なんて少し考えてみるも、頭はショートぎみでうまくはたらかない。Gビールはすごくおいしかったです。
そしていよいよバスの時間。逃したら悲惨なので、前もって待合所に移動。そういえば、鳥取は蕎麦もおいしいって聞いてたのに食べ忘れた、なんてぶつぶついってたんだけど、なんと花回廊のバス待合所が蕎麦屋さんになってて、食べてみたらこれがすごくおいしかったんだ。びっくり、で、あっというまに食べおえ、バスのって米子へ。

帰り道は、米子から岡山へでて、そこから新幹線でした。蕎麦で胃袋を刺激されたせいか、ものすごくおなかへっていて、岡山までの間に焼き鯖寿司を食べ、岡山からの新幹線ではトントコトン弁当てのを食べる。まあ、二人で半分こですのでぺろりです。
トントコトンはちょっと豚すぎたけど、焼き鯖寿司はとてもおいしかった!ここ(http://kokura-suisan.co.jp/)のね。
大阪、京都、名古屋、ぜんぶおりたいなあ、まだまだ旅行してたいな、なんて思いながら、どんどん人が増えてって、夜の10時、人がたくさんの東京駅に吐き出されたときには、ああ東京だっていう安心とも残念とも違う、空気の差みたいなものを感じた。外が明るすぎてこわいな、と思う。そんな気分もあっというまに吹き飛ばされる。いまはもう遠い鳥取。いつかまた。