おいしいご飯を食べにいった

突き出しは、エノキとモロヘイヤの梅あえ、だったような気がします。あまりにも空腹でぺろりといただいてしまったため、モロヘイヤだったか自信がないのですけど、サッパリとした和え物にとろみがついている感じは夏の終わりを思わせたりしなくもないなあと、たった今おもいました。
その後、カツオだしのドレッシングとしっかり味のついたジャコがおいしい水菜のサラダや、どっしりとした加茂茄子にウニを盛り、あんかけにした夢のような一品、トウモロコシの粒感がたのしいしんじょ揚げに、二度三度おいしいひつまぶし。脂ののったサンマの刺身は軽くあぶって香ばしく、ああそういう季節になったのだなと思う。食べ物がおいしいとお酒も軽快にすすむもので、あんまり味を思い出せないのが惜しいのですが、最後にでてきたメンチカツの、割ったとたんに肉汁の溢れ出す様は、感涙ものだったなと、今朝起きて一番に思い出しました。おなかがへった。そろそろ食欲の秋です。