吾妻光良&The Swinging Boppers@東京キネマ倶楽部

いってきました! たのしかった!
ライブに誘っていただいたときには全く知らなかったのですけど、ちらりと音源を聞いてみたら、こりゃーもう絶対楽しいよねと思い、ぜひぜひとつれてっていただきました。感謝。そんで実際見たらやっぱり楽しくって、なんていうか、まあ世の中には楽しいもの、おもしろいもの、まだまだたくさんあるのよねえ、ということを改めて実感した次第です。
ついてまず一杯、はどう考えてもウイスキー混じりのビールで炭酸も抜けてて、笑っちゃうような感じでライブが始まって、一発目は「最後まで楽しもう」だったかな。たぶん。
吾妻光良&The Swinging Boppers は、ビッグバンド・ジャズのような編成で、ジャンルでいうとジャンプブルース、っていうらしいです。確かな腕前と、そのうえで遊びのある演奏がとても心地よい。バンドのみなさんは、ほとんどが別のお仕事をしつつ音楽を続けている方々とのことで、丸みがあるというか、とにかく音楽をすることの楽しさに開けているこの雰囲気は、だからこそ、なのかなあと思う。なんて、そんなこといっちゃうのもおこがましくなるような大船っぷりで、テキトーな調子でギターかえたり、たしなむていどなんてビール飲んだりしつつ、繰り広げられる吾妻さんのトーク(MCっていうかトーク)にいちいち大笑いしながら、ライブはどんどん進んでいく。
まあこの写真を見ればなんとなくわかる感じです(バッパーズのみなさん→ http://www.jvcmusic.co.jp/boppers/profile.html)。いいなあ! この写真の中でいうと、中段の右端の方が、「海外赴任からかえってきました!」って紹介されていたのですが、そのときのこう、面映いような表情が忘れられないのです。

なんだか曲のこと全然かいてないですが、いやほんと全部良かったよ。ま、CDも買うからおいおいまた。そしてまたライブやるときはぜひ行きたいです。
ところで今日は何人かゲストがきていたのですが、その中のひとり、松竹谷清さん*1の歌が、これまたすばらしくって、あの声張り上げて投げ出すような、あの歌い方が、わたしはとてもとても好きで、これはちょっと特別だ、と思いました。例えばハルくんや、イルリメ鴨田さんの歌を思い出すような感じ。
とてもいいライブでした。楽しかった。